横的八段階のスタートは個人レベルです。

個人レベルで僕の僕からスタートし神の次元に到達しなければなりません。

縦的八段階のそれぞれに勝利基準があるはずですが、この基準を考えてみます。

み言を思い出しながらか考えてみますが、ご意見やご教示いただけることがありましたらコメントいただければと思います。

まずゴールである神のレベルを考えるために、原理講論の第三章第一節（一）創造目的の記述を読み直してみると以下のようなことが述べられています。

「個性を完成した人間の心には神が住む」
「個性を完成した人間は神と一体となる」
「神と一体となった人間は神性を帯びるので罪を犯そうとしても犯せない」

この文章だけだとちょっと他力本願的な意味合いが感じられてイメージつきにくいのは私だけでしょうか？

これらのことをより具体的にイメージさせてくれるような説明が原理講論の同じ個所にあります。

「・・・このような社会においては、ある一人の人間が苦痛を受けるとき、それを見つめて共に悲しむ神の心情を、社会全体がそのまま体恤するようになるから、隣人を害するような行為はできなくなるのである。」

つまり、完成した人間は神が悲しむことを悲しみ、神が喜ぶことを喜ぶというわけです。

完成した人間は神と喜怒哀楽を共にできる

とでも表現できますでしょうか。

私たち食口は神様の存在を信じています。そして、神様の創造目的は三大祝福の実現であり、これがすなわち人生の目的であることを信じています。

そして、この三大祝福は完成することが到底不可能なように思えるものですが、祝福結婚を通した原罪清算により、完成への道が開かれているとひたすら信じて、人生を歩んでいるのが食口だと思います。

個性完成、家庭完成、万物主管完成・・・・理想的すぎて到底無理だ・・・でも、祝福を受けているんだから可能性はあるんだ、道はあるはずだ・・・と。

生きている間にどこまで行けるか分かりませんが、死ぬまで努力する、これができるだけ悔いの残らない人生につながるのだと私は信じます。

では、具体的にどのように努力していけばいいのか、初心に立ち返り考えていきたいと思います。

三大祝福の完成について考えるとき、縦横の八段階を具体的に考えざるを得ません。

縦的八段階とは、　僕の僕→僕→養子→庶子→実子→母→父→神　と段階的に勝利していくことでしたね。

横的八段階とは縦的八段階を、個人→家庭→氏族→民族→国家→世界→天宙→神　と範囲を広げて勝利していくことでした。

この縦横の八段階を具体的に考え、目標を立てていくことが、日々の生活を原点に戻すためには重要なことでしょう。信仰初期にはお父様の人生と照らし合わせながら、結構真面目に取り組んでいましたが、だんだんだんだん、あいまいになって、今では・・・

では！気を取り直して、

個人路程の八段階において各段階で目指すべき目標はどのような状態なんでしょうか？

今日はここまで。

2016年12月30日にお母様が天正宮にて100人程の元老食口を前に語られたというお父様とお母様の原罪に関する内容は衝撃的であり、統一原理の根本に関わる内容ですから明確にされなければならない重大な問題だと思います。

ただ、この内容が語られたことが事実なのかどうかは今のところ直接聞いた人にしか分からないことです。いくつかのブログで報告されている内容によれば、この御父母様の原罪問題に関して修練会が行われるとのことですから、実際にこの修練会が行われるようになればある程度の真実性は見えてくるのではないかと思います。

私たち食口が置かれている状況は極めて難しく、まさに大混乱の時を迎えている訳ですが、この大混乱の中に飲み込まれる前に、今一度、初心に立ち返り、み言葉を実体化していく必要があるのではないでしょうか？

私自身、信仰生活があいまいになっていることを自覚していますので、このブログを通して、悔いのない人生を送りたいと決意しています。

まず立ち返ってみたいキーワードは、

「三大祝福完成」と「縦横の八段階」

です。

混乱極まるこの時代、今一度原点に立ち返ってみたいと思っておられる方、ぜひ一緒に考えてくださると励みにもなります。